③足元が暖かい家と足下が熱い家の違い?

足元が暖かい家と足下が熱い家とは、全く性能が異なります。足元が暖かい家は、上下温度差が少なく、身体全体が暖かさに包まれている家です。足下が熱い家は、足下に暖房(床暖房)が入っている家です。足下が熱くても快適には感じられません。いつの間にか足下がしびれてくるからです。長い間、足湯に浸かっているのと同じで、いつの間にか不快になって、スリッパが履きたくなります。足裏だけ熱くても、身体が寒いので慣れるに従って不快感の方が増してくるのです。

ドイツなど北欧では、電気式、床暖房は禁止されています。

ISO(国際標準化機構)やドイツの工業規格では、床の表面温度28℃以下、スウェーデンでは 27℃以下に定められています。これは、幼児などの低温火傷の防止や健康安全のために定められている温度です。ドイツでは、直接電気式の暖房(電熱機)は認められません。室温22℃が可能になる住宅は、壁・床・天井の冷輻射を感じさせない高断熱・高気密の高性能住宅でなければ実現不可能です。

草原住宅は、皆様のご要望に応えられる「循環空調システム」で生涯住宅をサポートしています。

是非一度、勉強会や土地案内会へ足をお運び下さい。