住宅ローン残高、過去最高216兆円。

減税などの影響で返済を急がない傾向が強まり 住宅ローン残高が膨らんでいます。

一見すると合理的にも見えますが、過度な借り入れや返済の遅れは、老後に響く恐れがあります。

住宅金融支援機構の調査では 住宅ローン残高は2022年度 に過去最高の約216兆円に達 したと報告されています。専門家の話では、主因は、金融よりも「住宅価格の高騰」によるものとされています。全国の指標となる東京区の新築マンションの平均価格が年6月で1億円を越えるなど、一般住宅を含めて住宅価格は急ピッチで上昇しています。  円安による住宅資材の高騰と原油価格の上昇で化学製品の値上げや温暖化による自然災害のため木材資源の不足によるが高騰など、様々な要因による「住宅価格の高騰」が住宅ローン残高を膨らませているようです。金融アナリストは、住宅建築費の頭金無しや、住宅価格の1割以下が主流になっていることも影響していると見ているようです。以前は住宅価格の2割が頭金の目安とされてきましたが歴史的な低金利で、頭金を極力抑える動きが広まり、例えば、同じ5000万円の住宅の場合でも、頭金2割の場合は、4000万円のローンで済みますが、頭金ゼロの場合は当然。住宅取得の金額の全額ローンになるのは必然です。

住宅価格が高騰し、頭金も少なければ膨らむのは当然。

しかしながら、住宅金融支援機構の調査では、残高は過去最高を更新する一方、毎年度の新規貸出額は約20兆円であまり変化していないのです。 90年代は36兆円も越えたこともありますから、急増まではいえない金額だといえます。  90年代半ばから2000年代はおおむね20兆円を越えた返済額が昨今では、15兆円に減っていますので多く借りる割には返す額が少ない、むしろ「貸し渋り状態」で新規貸出額が大きく増えなくても残高は膨らんでいる状態です。 なぜ、このような状態になるのか金融アナリストは、金利が低下し、住宅ローン減税との関係で早期返還のモチベーションが薄れていると分析しています。  ローン減税は年末残高などに一定の控除率をかけた金額を税額控除するので、控除率よりも低い金利でローンを借りると計算上は払う利息よりも控除額が大きくなって得をする計算になります。お金を借りた人がメリットを得る「マイナス金利」の仕組みで、減税期間中は多く借りている方がメリットが大きくなります。この結果繰り上げ返済をしようという意識の人が、以前よりも少なくなっているようです。  会計検査院はこのような状況を問題視し、22年度に控除率を1%から0.7%に引き下げたのですが、それでもまだ控除率よりも金利が低い状態が一部残存しているようです。ただ、このような「急がない」状態が、本当に家計状況に反映されているのか一考の余地があるとしています。多くを借りて返済を急がない結果、高齢期に多額のローンが残る懸念もあり、総務省の調査では、住宅土地関連の負債がある家庭で、世帯主50代の場合、22年度で1067万円と6年連続で1000万円を超え、その上の世代も600万円前後で推移しています。

米国では9割が「長期固定型ローン」を選択。

住宅金融支援機構の調査によると最近は、約7割りの利用者が変動型を選択し、現在の物価上昇が続く中、日銀の政策転換による、金融緩和策が本格的に実施された場合、金利の上昇は避けられない現実として差し迫っています。しかし多くの金融機関は、返済額を急造させないためのルールを持っています。例えば、金利が上昇しても5年間は毎月返済額が変わらない。返済額が増えるとき、新しい返済額の上限を従来の25%増以上にしない。などのルールです。この様な金融ルールの存在を考えると、日銀の政策転換を過剰に不安視する必要は無いようです。金融機関のルールは、金融上昇に対応する時間的な余裕を与えると共に、元本の返済が長期化する原因にもなるので、万一に備えて手元資金を少しずつ厚くするということも考えておく必要があります。  これから住宅の新築をお考えの場合は、このような住宅融資の問題から、住宅の性能など様々な問題をパーフェクトに解決していくことが重要です。問題に行き詰まる前に、草原住宅にご相談下さい。必ず最良の結果でお応えいたします。

住宅ローンの金利引き上げが間近に、固定型に恩恵!

子供が多い世帯の住宅支援策として、長期固定型「フラット35」の金利を最大1%引き下げを発表。

「フラット35」は独立行政法人住宅金融支援機構と民間金融機関の提携により融資する仕組みで、住宅金融支援機構は、来年2月から住宅ローン「フラット35の金利を子供の人数に応じて引き下げる」と発表しました。 政府は23年度の補正予算案をすでに閣議決定し、金利の引き下げに必要な経費として13億円を計上しています。 支援内容は18歳未満の子供が1人いる世帯では金利を当初5年間、年 0.25% 引き下げます。対象となる年齢の子供が4人の場合、最大1%の下げ幅となり、5人以上であれば引き下げ期間が延びる仕組みになっています。若い世代の住宅取得の負担軽減を目指すもので、2024年2月からの運用開始を予定しています。年齢条件で、夫婦のどちらかが40歳未満であれば、子供がいない場合も金利の割引が受けられ、金利引き下げ対象になります。

3メガバンクが「固定型住宅金利」を揃って引き上げました。

10年固定型の基準金利の単純平均は 0.12% 上昇の 3.80% となり2011年以来12年ぶりの水準になっています。優遇後の金利でも 0.12% 高い 1.29% となり長期金利の上昇を反映しています。短期金利に連動する変動型との差が一段と拡大しています。

固定型ローンの金利は12月にさらに上昇との見方が高い。

日銀は長短金利操作の再修正を決めましたが、大手行の固定型ローンの金利は前月の中〜下旬の長期金利を元に決めるのが一般的で11月のローン金利に金利操作の再修正は反映されていません。その為、固定型ローンの金利は12月以降に更に上昇するとの見方が強いのです。 住宅ローン金利には、全期間固定型、当初10年間など一定期間の金利を固定する固定期間選択型、変動型の主に3種類あります。 固定型は、長期金利に、変動型は、短期金利に連動します。短期金利に連動する変動型は各行とも、基準となる金利を 2.475% に据え置き10年固定の最優遇金利で三菱UFGは、10月比 0.10% 高い 1.04%、三井住友銀行は 0.15% 高い 1.29% 、みずほ銀行は 0.10% 高い 1.55% になっています。 最優遇金利について三井住友信託銀行は 0.28% 高い 1.54% 、りそな銀行は 0.15% 高い 1.80% に設定しています。このように比較可能な3メガバンクの固定金利の優遇前の基準金利の平均は、11年7月の 3.82% 以来の水準になっています。 三井住友銀行、りそな銀行も基準金利は12年ぶりの水準になっています。 住宅ローン取扱額が多いauじぶん銀行は11月に、10年固定の最優遇金利を10月比 0.13% 高い 1.325% にし、変動の新規借り入れは 0.319% に据え置いています。 日銀は10月31日に長期金利の事実上の上限1%を一定程度超えることを容認する長短金利操作の再修正を決めています。

固定型ローンの金利は12月以降さらに上昇。

現在、長期金利は10年ぶりの高さになっていて、固定型ローンの金利は12月以降に上昇する事が確実視されています。3メガバンクの固定型の住宅ローン金利は4ヵ月連続で引き上げられ、累計 0.4% 強に達しています。変動型と固定型の最優遇金利を比較するとそれぞれ 0.4% 、1.3% 程度で3倍超の差となっています。 住宅ローン比較サービスのモゲージチェックによると、「住宅ローンは変動型へのシフトが一段と進むとし、変動と固定の支払い差は3500万円のローンを支払う場合で月額2万円に達すると言うことで、固定型の契約を避ける動きが、さらに広がるのではないかと予測しています。 金融機関にとって住宅ローンは35年等、長期に渡って取引が見込める商品でもあり、インターネット銀行などの変動型ローン金利を優遇する動きも広がっています。auじぶん銀行がKDDIグループのサービスを利用すると最大 0.15% 適用金利を引き下げるなど、競争を激化させています。 三井住友銀行は10月に変動型の最優遇金利を6年ぶりに下げ、0.45% と9月に比較すると 0.07% 低い水準にし、りそな銀行も10月変動金利の最優遇金利を9月よりも 0.03% 低い 0.34% に設定しました。

米国では9割が「長期固定型ローン」を選択。

リーマンショックの原因となったサブプライムローンで痛い目を経験した米国では9割が長期固定型を選択しています。住宅金融支援機構は、我が国では、変動型を選択する割合が7割に昇り、現在の金利上昇の動きは固定型のみですから、金利上昇の影響は3割程度と見込んでいますが、将来的に日銀がマイナス金利の解除に向かえば、変動型の金利も当然、大きな影響を受けることになります。 現在の「変動型」から「長期固定型」に誘導している国の施策では、将来を見通した「長期固定型」か「変動型」かの決断が重要になります。 草原住宅は、金融機関との連携で仮申し込みから皆様の資金計画をサポートしています。皆様の状況に合わせた、建築から住宅ローンまで一貫した専門的なサポートが可能です。省エネ住宅、 健康住宅、ZEH住宅の建築をお考えでしたら、草原住宅にご相談下さい。最も有効な回答を差し上げます。

草原住宅は、皆様のご要望に応えられる資金計画・住宅建設で生涯住宅をサポートしています。是非一度、勉強会や土地案内会へ足をお運び下さい。

 

⑫喘息やアトピーも住宅の温熱環境の改善で格段に良くなります。

喘息やアトピーも温熱環境の改善で、症状の改善が報告されています。

喘息の場合は、温熱環境の改善でかなり発症が抑えられるようです。多くの慢性病は、環境・生活習慣の積み重ねが影響して起こるとされ、アトピーと間違われる「化学物質過敏症」なども、室内に使用されるビニールクロス等の化学物質などの蓄積が発病に繋がります。喘息やアトピーは最初期の発症が住宅内の温度差に起因することが多く、カビの胞子などが切っ掛けになる場合も多いようです。「循環空調」の住宅の一定温度と「換気システムの働き」やビルトインされた「空気清浄機」相乗効果が住宅が原因となるいわゆる住宅病に効果的です。

アトピーとペットの関係。お肌に気を使う方々に。

「アトピー協会」の報告では、ネコを飼う場合はイヌの100倍もの強さでアレルゲンの影響を受けやすい。小鳥も遠ざけたほうが無難。カメや金魚は一応安全ですが菌感染の不安が残り、水槽内のカビも心配ですので水槽の洗浄などの世話は、自分でやらず他人に委ねるなど考えましょう。ペットとのスキンシップは本来厳禁。犬など散歩から帰ったときはペットの体を拭い、ご自身も入浴やシャワーで付着したアレルゲンを流し去ることが重要です。

草原住宅は、皆様のご要望に応えられる「循環空調システム」はビルトイン空気清浄機が内蔵されている為、ペットと暮らす場合にもきれいな空気を保ちます。ペットと暮らす家族をサポートします。

是非一度、勉強会や土地案内会へ足をお運び下さい。

⑪木が年輪を刻むように家は風格を刻みます?

家の中に寒暖の差がないと言うことは、結露しないと言うことです。白蟻は風と乾燥に弱く、水分が無い状態では生きていけない昆虫です。腐朽菌もまた、結露水が無い状態では、繁殖出来ません。結露の心配が無い住宅は、長持ちのする長寿命住宅になります。木部は、いつの間にか古色に変化して家に風格を刻みます。家族と共に家もまた育っていきます。住宅に求められる最も大切な性能は、しつこく言いますが高断熱と高気密性能です。このシンプルな性能が家族の幸せを守ってくれる住宅性能です。

冬と夏と中間期にも住宅の役割がある?

日本には、四季があり、寒い冬と暑い夏、その間には、春と秋の四季があります。中間期には、暖冷房は必要ありませんが、通風を受け止める住宅性能が必要になります。夏の暑さや冬の寒さに強いだけでなく、最も快適な気候の春や秋にも快適でなければなりません。そのために必要なパッシブ(受け身)環境、機械力に頼らない住宅本来の性能で快適に過ごせるのも大切な住宅性能です。

草原住宅は、皆様のご要望に応えられる「循環空調システム」で生涯住宅をサポートしています。是非一度、勉強会や土地案内会へ足をお運び下さい。

⑩自宅で「温泉気分」が味わえる家です。

あるお施主様が「この家は、温泉気分が味わえる家で、毎日、家に帰るのが楽しみなんです。」というお話を伺いました。詳しくお話を聞いてみると、住宅を建てる前には、温泉が趣味で土日に、近くの温泉通いをしていたそうですが、新築してからは、いつでも入れる自宅のお風呂の方が気持ちが良くて、温泉通いは中止しましたと言うお話でした。早く帰りたくなる理由は、様々あると思いますが、気兼ねなくくつろげる、家の風呂で温泉気分も乙なものかも知れませんね。 「衣・食・住・暖かさ足りて礼節を知る。」ですかね?  

住宅を建てて頂いて最もうれしいのは、家族が円満になったというお話を聞くことです。温熱環境の快適性は、人の「喜怒哀楽」を和らげる効果があります。確かに寒さや暑さを感じている時には、笑顔になることはありませんし、暖房器具の前やエアコンの側から離れることが出来ません。そんな中では、家族が仲良くすることなど無理でしょう。快適な温熱環境は、夫婦の仲も取り持ちます。

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⑨低温のエアコン暖房だけで、どうして寒くないのかしら?

日本の住宅は、約20年前から、大きく代わっています。それが良く分かるのは、住宅の暖房温度です。現在でも半分以上の既築住宅は、石油やガスストーブが採用されていますが、これらの暖房機部の表面温度は、600℃〜800℃の高温で触れたら火傷しますし、火災にも気をつけなければなりません。高温の暖房が必要な理由は、人間よりも先に壁や床・天井を温めて輻射熱を発生させる必要があったのです。だから、頭がボーとするような高温暖房が普通でした。

エアコンなどの空調装置で低温暖房が可能な断熱・気密性能

今でも、エアコンで暖房するとお話しすると「電気料が心配」と反射的に答えられるお客様がいらっしゃいます。確かに今までの住宅性能では、エアコンを高温に設定しても寒くて大変でした。高温で運転すればするほど、膨らんだ暖房熱が床や壁の隙間から大量に逃げて行き、そのときに室内の水蒸気も一緒に逃がすので壁の中に結露が発生したり、膨張した空気が逃げた分、冷気が供給されて床や壁の隙間から侵入し、重い冷気が床に溜まるので、足元が寒くてたまらなくなります。エアコンで低温空調暖房が可能な住宅は、断熱・気密性能に優れた高性能住宅でなければ、エアコンで省エネルギーの暖冷房は使用できません。その上に「循環空調システム」があるのです。

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⑧結露が心配な冬でも、どうして洗濯物が良く乾くのかしら?

ある建材メーカーの統計では、現在の日本の住宅の95%が、ビニールクロスの内装だということです。さらに人間は平均的に2.3リットルの湿気を出していますから、4人家族だったら9.5リットルも湿気を出しているのです。お風呂やトイレ、炊事でも沢山の水蒸気が発生しています。木造住宅では、屋内の物干しスペースに、夜に干せば、朝にはすっかり乾いています。「木の調湿作用は、凄いですね。どこに干してもすっかり乾いています。」とお施主様に喜ばれています。

4寸角のムクの構造材の優れた調湿作用と「第3種換気装置」と「循環空調」の働きです。  

木には優れた調湿作用があり、ムクの柱は、ビール瓶5〜6本もの水分を吸放出すると言われます。草原住宅は木材をふんだんに使用していますから、この木材の調湿作用と共に、採用している24時間、換気装置の働きにも調湿の秘密があります。換気装置には第1種換気と第3種換気がありますが、経費が安くて効率的なのは価格も安い「第3種換気」です。ヨーロッパで最も多く使用されている換気装置は「第3種換気」です。「第1種換気」には「顕熱交換式」と「全熱交換式」がありますが「全熱交換式」には再循環空気を使用するため問題があります。ヨーロッパで第1種換気を採用する場合は、顕熱交換が主流です。詳しく知りたい方はお問い合わせ下さい。

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⑦受験勉強の大敵は住宅の寒さと室内の温度差?

部屋が寒いからと暖房をしても、断熱性能や温熱環境が悪いと暖房熱は、天井の方だけを温め、逆に足元には冷風が起こります。頭寒足熱が全く逆になり、頭の方が暑いと眠気を誘ってしまいます。今までの住環境では、イスでは足元が寒くて勉強が出来ないのでコタツで勉強することになりますが、少しでも油断して横になったら、同じように眠くなります。出来るならば受験期にはイスで勉強できる温熱環境を造ってやることが、最も効率が良くなります。家族の健康や成長にとって住宅が担う役割は、非常に重要です。その中心に位置するものこそ、住宅の温熱環境なのです。

低温暖房(20〜23℃程度)による温熱環境が勉強には最適?  

上下温度差が発生する温熱環境は、断熱性能の 悪さに原因があり、高断熱性能の住宅は高温の輻射熱暖房に頼る必要がなくなり、壁・床・天井を極端に温める必要もなくなり、余分な輻射熱も冷輻射熱も発生しません。断熱材の役割は暖冷房熱をためることではなく、室内の熱と室外の熱を遮断することです。この遮断が上手く行く性能が必要で、余分な断熱性能や厚さはかえってマイナスになる場合が多くなります。適正な断熱性能の室内空間を適正温度のエアコンの温風が室内をくまなく循環するように工夫することで、エアコンの設定温度がそのまま室内温度に反映されます。これが「循環空調の技術」です。勉強に適した室内温度22℃を確保するためには、23℃程度の低温暖房で充分実現できます。

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⑥温度差が激しい家は、ベッドやイスの生活は寒くて無理?

簡単にできそうなベットやイスの生活ですが、上下温度差があると下半身が寒くて我慢出来ません。ベットやイスの生活をするためには、室内を暖める個別暖房を行わなくても下半身から床に至るまで、温度差がない均一な温度の家でないと実現できません。壁・床・天井の高断熱性能で冷輻射を起こさせない住環境は空気を暖めて循環させる、エアコンの「低温空調暖房」で家全体の温度が一定にする方法が必要になります。暖房が届きにくいベッドの周囲や机の下やイスの周囲も、温められた空気を循環させることで温度差はなくなります。

暖冷房の要は、「循環空調と共に、開口部の高性能化が重要?

高断熱・高気密住宅で、最も弱い部分は開口部性能です。窓はガラスで出来ていますが、この開口部・窓の性能が断熱性能の要になります。どんなに壁や床、天井(屋根)を断熱しても開口部・窓の断熱が弱いと暖冷房の熱は、そこから逃げてしまうからです。特に窓ガラスに結露が発生している場合は、暖房熱が窓から逃げた証拠です。熱が逃げた後には、熱に含まれていた水分が結露となって窓ガラスに残っているのです。

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⑤玄関ドアを開けると室内からさわやかな風を感じる家。

ある熊本合志市の奥様は「私が初めの頃に感じていた感動もいまでは、当たり前に成ってしまいましたが、お友達にはとても印象的だったようですよ。玄関ドアを開けたときの第一声が「ワァー、暖かい!」でした。」お友達の話では、暖房をがんがん焚いて、暖かいと感じる家はあるけど、この家のようなほんのりとした空気が漂うような暖かさは、初めての経験だと言われました。お友達に一通り家の中を案内し、トイレもどこも、温度が同じだというこの家の感覚になれてくると、こんな家に住みたかった。と感動して「長居したくなる家」だと言われました。なんだかとても誇らしく、ますますこの家が好きになりました。

24時間、暖冷房の方が、今までの間欠運転の暖冷房よりも、どうして省エネで経済的なのかしら?

24時間暖冷房をお奨めすると、ほとんどの方が「そんな電気のムダは出来ません。」というような顔をなさいます。確かに今までの住宅では、無理なことでしたが、これが「高性能住宅循環空調システム」なんです。このようなエアコンの低温空調暖房では、24時間暖房をしても、温度変化に応じて「エアコン」が停止したり動いたりして、温熱環境を守りますから、外気に影響されにくい高断熱住宅は、間欠運転よりも連続運転の方が運転時間が少なく省エネルギーになります。ここまで来るのに大変な技術改革と工法改革が必要でした。初めての技術ですから誰も教えてくれません。北海道の寒地研究所の古い文献やヨーロッパの文献を参考に到達した工法が草原式「循環空調システム」です。一気に話したいのは山々ですが、少しずつ工法について解説してまいります。宜しくおつきあいください。

草原住宅は、皆様のご要望に応えられる「循環空調システム」で生涯住宅をサポートしています。

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④温度差の無いオープンスペースで暮らせる快適性とは?

各部屋に暖房装置が必要だった以前の住宅では、お化粧も家族に遠慮しながら、コタツの上でしていました。循環空調のオープンスペースでどの部屋にも温度差がない今では、気兼ねなく自分の部屋でお化粧が出来ます。人為的にコントロールされる暖冷房温度から開放されると、主婦にとっては、自由になれる時間が増えます。そんな些細なことで喜ぶなんて、と思っていらっしゃるでしょうが、この感覚は、この住宅に住んで初めて気づくんですよ。自分が求めていたのは全館空調という、通常の暖冷房から独立することで、初めて可能になるんだと言うこと、そんな発見や気づきが草原住宅には随所にあります。

暖冷房のための間仕切りは必要ありませんか?

昔の住宅は、4畳半・6畳・10畳と間仕切られ物置のような3畳半等という部屋もありました。これらは、無駄なく必要な箇所を効率的に暖冷房するために、必要があって間仕切られていました。部屋が小さければ、それだけ暖冷房の数も少なくて済むからです。暖房の場合は足元から腰まで温まるコタツは、日本の代表的な暖房器具でした。(今でも、一部では主流かも知れません)高断熱・高気密住宅は、暖房器具から私達を解放してくれた画期的な工法でした。

草原住宅の「循環空調システム」は、その上を行く高断熱、高気密に省エネと「全館空調、全館空気清浄」をプラスした未来型の住宅システムです。

③足元が暖かい家と足下が熱い家の違い?

足元が暖かい家と足下が熱い家とは、全く性能が異なります。足元が暖かい家は、上下温度差が少なく、身体全体が暖かさに包まれている家です。足下が熱い家は、足下に暖房(床暖房)が入っている家です。足下が熱くても快適には感じられません。いつの間にか足下がしびれてくるからです。長い間、足湯に浸かっているのと同じで、いつの間にか不快になって、スリッパが履きたくなります。足裏だけ熱くても、身体が寒いので慣れるに従って不快感の方が増してくるのです。

ドイツなど北欧では、電気式、床暖房は禁止されています。

ISO(国際標準化機構)やドイツの工業規格では、床の表面温度28℃以下、スウェーデンでは 27℃以下に定められています。これは、幼児などの低温火傷の防止や健康安全のために定められている温度です。ドイツでは、直接電気式の暖房(電熱機)は認められません。室温22℃が可能になる住宅は、壁・床・天井の冷輻射を感じさせない高断熱・高気密の高性能住宅でなければ実現不可能です。

草原住宅は、皆様のご要望に応えられる「循環空調システム」で生涯住宅をサポートしています。

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