⑦受験勉強の大敵は住宅の寒さと室内の温度差?

部屋が寒いからと暖房をしても、断熱性能や温熱環境が悪いと暖房熱は、天井の方だけを温め、逆に足元には冷風が起こります。頭寒足熱が全く逆になり、頭の方が暑いと眠気を誘ってしまいます。今までの住環境では、イスでは足元が寒くて勉強が出来ないのでコタツで勉強することになりますが、少しでも油断して横になったら、同じように眠くなります。出来るならば受験期にはイスで勉強できる温熱環境を造ってやることが、最も効率が良くなります。家族の健康や成長にとって住宅が担う役割は、非常に重要です。その中心に位置するものこそ、住宅の温熱環境なのです。

低温暖房(20〜23℃程度)による温熱環境が勉強には最適?  

上下温度差が発生する温熱環境は、断熱性能の 悪さに原因があり、高断熱性能の住宅は高温の輻射熱暖房に頼る必要がなくなり、壁・床・天井を極端に温める必要もなくなり、余分な輻射熱も冷輻射熱も発生しません。断熱材の役割は暖冷房熱をためることではなく、室内の熱と室外の熱を遮断することです。この遮断が上手く行く性能が必要で、余分な断熱性能や厚さはかえってマイナスになる場合が多くなります。適正な断熱性能の室内空間を適正温度のエアコンの温風が室内をくまなく循環するように工夫することで、エアコンの設定温度がそのまま室内温度に反映されます。これが「循環空調の技術」です。勉強に適した室内温度22℃を確保するためには、23℃程度の低温暖房で充分実現できます。

草原住宅は、皆様のご要望に応えられる「循環空調システム」で生涯住宅をサポートしています。

是非一度、勉強会や土地案内会へ足をお運び下さい。